ポラスの口コミ・評判｜住宅の専門家がデメリットや特徴を分かりやすく解説

「ポラスの評判は大丈夫？」
「ポラスの悪い口コミと良い口コミが知りたい」

など、ポラスの口コミにはどんな傾向があるのか気になっている方も多いですよね。

この記事では、ポラスで注文住宅を建てた人の良い口コミ・悪い口コミなどの評判をご紹介。

ポラスのよくある質問も解説しているので、気になっていた方はぜひチェックしてみてください。

ポラスの基本情報

ポラスってどんな会社？

株式会社ポラスは埼玉・千葉・東京を地盤とした、地域密着型の住宅会社です。

新築住宅だけでなく、リフォーム・土地管理・マンション販売など幅広く住宅に関わる企業です。

また、木造躯体製造も行うプレカットメーカーとしての側面もあります。

新築注文住宅は構造や価格帯の違う、5つの住宅シリーズを持っています。

1社で、在来軸組工法・2×4工法・鉄骨造と、3つの工法を持っている珍しい住宅会社です。

ポラスの悪い口コミ・評判・デメリット

ポラスの悪い口コミ・評判・デメリットを紹介します。

住宅の価格帯に対して断熱性能が低い

坪単価45万円前後～という価格帯にしては、断熱性能が低い印象です。

最近の住宅では坪単価40万円以下のローコスト住宅でも、断熱性能の高い家が選べるようになってきています。

断熱性能に限った面では、坪単価に対して普通～低い水準の値です。

ポラスの目指す断熱性能がUa値：0.87W/m2・Kに対して、同価格帯の秀光ビルドやエースホームでは、Ua値：0.6W/m2・K以下の性能も選択可能です。

なおUa値は、数値の低いほうが断熱性能が高いという意味になります。

ただ、省エネ性や快適性の観点から断熱性能を高めたい場合、サッシや断熱材を変更するオプションで改善可能です。

低価格のシリーズでは断熱性能が低く、価格と暖かさを両立したい方には不向き

ポラスの低価格シリーズの住宅の断熱性能は、他の断熱性能を推しているローコスト住宅メーカーよりは低い傾向にあります。

たとえば坪単価の近い秀光ビルドの断熱性能と比較すると、北辰工務店・モクハウスの断熱性能は30%ほど落ちます。

逆に、ハスカーサ・ポウハウスは北海道基準に近い断熱性能も可能ですが、坪単価は約60万円～となるので、価格面では少し高めの設定です。

もし断熱性能を優先したい方は、モクハウス・北辰工務店のオプションにて、断熱仕様のグレードアップなどを確認してもいいでしょう。

提供する土地の競争率が高く、希望の土地を手に入れるには注意が必要

ポラスは狭い商圏に集中して顧客がいるため、土地の競争率が非常に高いです。

そのため、希望地域の土地情報に関しては営業マンと密に連絡をとり、なるべく早めに情報を仕入れる事が重要となります。

特に、ポラスは若者世代の購入も多いため、学校が近い・ショッピングセンター近辺などは埋まるペースが早いです。

情報が出た際にすぐに契約に移れるよう、事前に希望情報をまとめておきましょう。

悩む時間が減ることで土地を逃す事が減るはずです。

営業社員の入れ替わりが多く、対応に不満を抱く口コミも散見される

ポラスの口コミを見ていると、営業マンの対応に不満を見せる口コミが散見されます。

営業社員は成果主義の割合が高く、離職率の割合が高いことも特徴です。

最近では、営業職員も成果主義の割合を少なくして、より顧客に向き合わせようという会社も出てきましたが、ポラスはまだまだ成果主義の文化が残っています。

その結果か、営業マンの「態度」に関する悪い口コミが多い傾向にあります。

しかし、営業マンに対して良い口コミもあるので、もし最初に付いた営業マンの印象が悪かった場合、何度か訪問しなおすのもいいでしょう。

ポラスの良い口コミ・評判

日本一の生産量を誇る構造躯体の専門家で耐震性能に安心感がある

ポラスは住宅会社とは別に、日本最大の木造構造躯体（プレカット）メーカーという顔も持ちます。

躯体の専門家として、ポラスで設計する住宅シリーズは全棟構造計算を行っている点で、耐震面で安心感があります。

一般的には木造2階建以下の建物に構造計算は必要ありませんが、それでは地震が起きるまで、家の本当の耐震性能は判りません。

そこでポラスでは手間は掛かりますが、1棟ずつ構造計算を行うことによって、各住宅の耐震性能を詳細に確認しています。

ポラスが全棟構造計算を行える理由は、住宅会社と躯体メーカーが同じ会社であるという点です。

一般的には躯体メーカーが構造躯体を設計するソフトと、住宅会社が建築図面を作るソフトは別々の物です。

しかし、ポラスはグループ会社の強みを活かして、そのソフトを共通化しています。

こうした設計の効率化をすることで、手間の掛かる構造計算を全棟行うことができています。

ポラスの5つの特徴

ポラスの特徴について5つご紹介していきたいと思います。

断熱性能は次世代省エネ基準レベルを準拠

ポラスでは5つの住宅ブランドのうち、低価格帯の「モクハウス」「北辰工務店」2シリーズの断熱性能は、次世代省エネ基準Ua値：0.87W/m2・Kに準拠して設計されています。

Ua値は数字が低いほうが「断熱性が高い」という指標になります。

最近ではZEH基準のUa値：0.6W/m2・K以下という断熱性能の家も増えたため、特筆すべき断熱性ではありませんが、しっかりと国の基準を満たした設計です。

より断熱性能を高めた住宅を希望する場合は上位グレードの「ポウハウス」「ハスカーサ」があります。

この2シリーズはどちらも標準性能の目安がUa値：0.5W/m2・Kです。

ちなみに断熱性能が、Ua値：0.87W/m2・KからUa値：0.5W/m2・Kへ上がると、年間6万円ほどの光熱費削減につながります。

構造躯体のナンバーワンメーカーとして安心の耐震設計

ポラスは、日本最大の木造構造躯体を製造するメーカーです。

その知見を活かし、「ウッド・イノベーター NEXT」という構造計算ソフトを使って、全棟に構造計算を実施しています。

構造計算を行うことは安心感だけでなく、デザイン性を高めたり、コストの削減にも寄与できます。

コストの削減につがる理由は、不要な構造材を使わずに済むからです。

構造計算を行うことで、木材1本1本に掛かる負荷を詳細計算でき、その結果不要な構造材を取り除くことができます。

そうすることによって、材料費の削減はもちろん、柱の少ない開放的なリビングなどが実現可能です。

地元密着で土地情報に強い

ポラスは地元密着型の営業スタイルをとることで、土地情報に強い情報網があります。

埼玉・千葉・東京のみを商圏としていながら、年間3800棟以上の住宅を建てており、首都圏で一点集中することで情報が集まりやすくなります。

ちなみに全国規模のハウスメーカーと比較すると、トヨタホームは全国・25都府県で年間3597棟です。（2020年度）

ポラスは不動産会社からの紹介だけではなく、自社で土地の仕入れや開発も行います。

その結果、大型の分譲地開発が可能で、ポラス専用の土地情報を多く持っています

性能・価格に合わせた5シリーズの住宅仕様で、幅広い顧客層をカバー

ポラスでは構造躯体と住宅性能が違う、5つの住宅シリーズがあります。

各シリーズごとにデザインや特徴を分けており、選ぶ幅が非常に広いです。

要望別のオススメは下記の通りになります。

特に、ポウハウス・ハスカーサの断熱性能は北海道基準に近い水準の断熱性能となっています。

埼玉・千葉・東京に建つ家であれば、とても暖かい（涼しい）家でしょう。

自社で大工を揃えており、現場の施工力に安定感がある

ポラスでは、大工工事を自社社員で行っています。

自社社員で施工することは、現場の施工品質向上に繋がります。

自社大工で品質向上につながる理由は、下記の3点です。

近年は、大工技能者の人材不足が顕在化していますが、ポラスでは大工技能者を、自社の技術訓練校で育成しており、継続した人材の獲得に務めています。

ポラスに関するよくある質問

ポラスに関するよくある質問を5つまとめて解説しています。

気になった質問からチェックしてみてくださいね。

Q1. ポラスの坪単価・価格はいくら？

Q2. ポラスと比較検討すべきハウスメーカーは？

Q3. ポラスの保証とアフターサポートは？

Q4. ポラスは値引き交渉できる？

ポラスの口コミ・評判まとめ

ポラスの口コミ・評判や特徴について解説しました。

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