「アエラホームの評判は大丈夫?」
「アエラホームの悪い口コミと良い口コミが知りたい」
など、アエラホームの口コミにはどんな傾向があるのか気になっている方も多いですよね。
この記事では、アエラホームで注文住宅を建てた人の良い口コミ・悪い口コミなどの評判をご紹介。
アエラホームのよくある質問も解説しているので、気になっていた方はぜひチェックしてみてください。
注文住宅を建てる際は、必ず複数のハウスメーカーを比較しましょう。
あなたが建てたい条件の家の相場を把握して、予算を抑えるためにはハウスメーカーの比較が必須です。
大手のハウスメーカー27社の注文住宅会社と提携している「タウンライフ家づくり」では、カタログや間取りプラン、資金計画、土地提案などを複数のハウスメーカーに一括で依頼できます。
目次
アエラホームの基本情報
- 【UA値0.36】建物を高性能断熱材で包んだ内外W断熱の家
- 揺れを吸収する制震ダンパーを採用
- 全館空調換気システム「エアリア」も採用可能
創業年数 | 58年 |
---|---|
坪単価 | 45万円〜65万 |
工法 | 木造 |
販売戸数 | – |
アフターサポート | 初期保証:20年間 |
対応地域 | 【東北】(岩手県、宮城県、福島県)、【関東】関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、【中部】(山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)、【近畿】(兵庫県、三重県、和歌山県)、【中国】(岡山県、広島県、島根県)、【四国】愛媛県、【九州】(福岡県、熊本県) |
公式サイト | https://aerahome.com/ |
アエラホームってどんな会社?
アエラホームは設立38年目のハウスメーカーです。
本社は東京ですが、東北から九州まで各地に展示場を展開しています。
アエラホームの前身は、山梨県の小さな工務店でした。創業は1963年なので、その頃から考えると58年の長い歴史を持っている企業です。
「環境を通してトータルな住宅設計を考える」をモットーに、断熱・気密性能や空気環境に力を入れた家づくりをしています。
オプションで採用できる全館空調システムは、高い断熱性能のアエラホームだからこそできる商品です。
また、アエラホームの主力商品の「クラージュ」は、8年連続で「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を受賞しています。
アエラホームの省エネ性能の高い家づくりが、評価されていることがわかりますね。
自由設計の注文住宅や規格プランから間取りを選ぶセミオーダーまで、幅広い商品を扱っています。
アエラホームの悪い口コミ・評判
アエラホームの悪い口コミや評判を紹介します。
- ネットの評価はローコストだが、決して安いハウスメーカーではない
- デザイン性はそこまで高くない
ネットの評価はローコストだが、決して安いハウスメーカーではない
口コミや評価サイト等で、アエラホームはローコストに分類されていることが多いです。
しかし、主力の断熱・気密性能を高めた商品は、坪単価が60万円を超えることもあり、決してローコストとは言えないでしょう。
安いと思って見に行ったら、高かったと感じてしまってはもったいないです。
アエラホームが悪いわけではないですが、ネットの記事によっては印象操作をされている場合もあります。
ネットの情報を鵜呑みにせず、アエラホームの営業マンから直接話を聞いた方がいいでしょう。
デザイン性はそこまで高くない
アエラホームの建物は、デザイン性はそこまで高くありません。
展示場の外観は似たようなシンプルモダンや和モダンばかりです。
好きなテイストの人にはいいですが、違うテイストを見たいという方は少し残念に感じるでしょう。
また、内装や設備なども標準的なので、こだわらないとおしゃれな建物にならないかもしれません。
デザインにこだわりたいなら費用をかけて、オプション品を採用する必要があるでしょう。
アエラホームの良い口コミ・評判
アエラホームの良い口コミや評判を紹介します。
- W断熱や気密性強化など、会社の特徴がわかりやすい
- 要望や予算に合わせた商品があるので相談しやすい
W断熱や気密性強化など、会社の特徴がわかりやすい
アエラホームの良い点は、会社の特徴がわかりやすい点です。
ホームページやチラシなどを見ると、断熱や気密性能に特化している住宅ということがわかります。
一般的なハウスメーカーだと、あれもこれも押し出そうとして、結局何に力を入れているのかわかりにくいケースも多いです。
しかし、アエラホームにはその様なことはありません。
大手ハウスメーカーほどの予算は無いが、断熱・気密性能にこだわっているという方にぴったりなハウスメーカーでしょう。
要望や予算に合わせた商品があるので相談しやすい
アエラホームは要望や予算に合わせて様々な商品を用意しています。
例えば、次のような商品プランがあります。
- 断熱・気密性能を高めたプラン
- 性能はそのままで仕様や価格を抑えたプラン
- 打合せを短縮できるセミオーダーのプラン
- 性能のグレードを下げて低価格を実現したプラン
様々な商品プランがあるため、会社全体の坪単価は幅広いです。
そのため、広い客層から検討してもらえるハウスメーカーでしょう。
アエラホームの5つの特徴・メリット
アエラホームの特徴・メリットを5つ紹介します。
- 建物を高性能断熱材で包んだ内外W断熱の家
- 気密テープの採用&全棟気密検査
- PM2.5等を除去するフィルター付きの第一種換気が標準仕様
- 揺れを吸収する制震ダンパーを採用
- 全館空調換気システム「エアリア」も採用可能
【UA値0.36】建物を高性能断熱材で包んだ内外W断熱の家
アエラホームの特徴の1つは、建物の内と外を断熱材で包むダブル断熱を採用しているという点です。
建物の内側は吹付の発泡ウレタンフォームを施工し、高い気密性を保っています。
外側には「キューワンボード」という、板状の遮熱面材付き硬質ウレタンフォームが施工されています。
一般的なグラスウールの熱伝導率が0.03W/m・K台に対し、硬質ウレタンフォーム断熱材は熱伝導率が0.02W/m・K台です。
数値が低いほど断熱性能が高いことを表す数値なので、アエラホームは断熱性能の高い断熱材を使用していることがわかります。
その結果、建物の断熱性能を表す数値である、UA値は0.36という驚異的な数値を実現しています。
また、価格を抑えた「プレスト」という商品でもUA値0.39です。
現在の省エネ基準では、関東地域はUA値0.56を満たしていれば良いとされています。アエラホームのUA値0.3台は、北海道の基準値をはるかに上回っています。
【C値0.35】気密テープの採用&全棟気密検査
アエラホームは断熱性能を強化するだけでなく、気密性能にもこだわっています。
断熱性能を上げても、建物に隙間がたくさんあると熱が逃げてしまいますからね。
特徴は、建物の様々なところに気密テープを採用している点と、全棟気密検査を行っている点です。
屋根・壁・窓・ダクト・配管周りのあらゆる隙間に、気密テープを貼ったり吹付の発泡ウレタンを充填して気密性を高めています。
また、アエラホームで行っている気密検査は、必須項目ではないため実施していないハウスメーカーが多いです。
その中で、全棟行っているアエラホームは、気密性にかなり自信を持っていることがわかります。
その証拠に「クラージュ」という商品の、気密性能を表す数値であるC値は0.35です。
こちらは、2019年10月~2020年9月の実績値なので、かなり信憑性が高い数値でしょう。
ちなみに省エネ目標値は5.0以下なので、かなり優秀ということがわかります。
PM2.5等を除去するフィルター付きの第一種換気が標準仕様
アエラホームでは、機械の力で家全体を換気する第一種換気が標準仕様です。
また、ただ室内を換気するだけでなく、空気環境を良くする2種類の特殊フィルターもついています。
1つ目は、PM2.5などの微小粒子を約90%カットする高性能フィルターです。
PM2.5よりも大きな粒子の花粉などは、さらに高い確率でカットしてくれます。
ただし、第一種換気を採用しているハウスメーカーなら、このフィルターは標準仕様でついてくることが多いです。
2つ目は、高機能抗菌・消臭フィルターです。
こちらのフィルターは、花粉・ダニの死骸などの活動や菌やウイルスの繁殖を抑制してくれます。
また、アンモニア・ホルムアルデヒドなどの悪臭を消してくれる効果も持っています。
抗菌・消臭フィルターは標準仕様になっているハウスメーカーは多くないため、特徴の1つと言えるでしょう。
揺れを吸収する制震ダンパーを採用(クラージュ以外はオプション)
主力商品「クラージュ」では、制震ダンパー「KブレースⅡ」が標準仕様です。
制震ダンパーとは筋交いを入れる部分に設置する装置で、ダンパー内に特殊なゴムが入っています。
この特殊なゴムが地震の揺れを吸収し、建物自体の揺れを小さくします。
また、揺れが小さくなることにより、建物に負担がかかりにくくなる点もメリットです。
ホームページ上では、クラージュの建物は東日本大震災の地震や津波にも耐え抜いたと記載されています。
より地震に強い家を建てたいなら、制震ダンパーを採用するというのも1つの案です。
ただし、クラージュ以外の商品では制震ダンパーはオプションです。アエラホームで制震ダンパーを付けたいなら、クラージュを採用するといいでしょう。
アエラホームの「クラージュ」は、ホームページ上に耐震等級は記載されておらず、「クラージュG‐Classe」という商品のページには、耐震等級3という表記があります。
ただし、商品・プランによっては取得できない場合もありますので、自分達の建物が耐震等級3を満たすのかは設計士や営業マンに確認しましょう。
全館空調換気システム「エアリア」も採用可能
アエラホームでは、全館空調システム「エアリア」もオプションで採用できます。
断熱・気密性能の高いアエラホームなら、全館空調システムの効果が期待できそうです。
なぜなら、断熱・気密性能が高いと熱が逃げないので、室内を快適な温度に保ちやすいからです。
また、熱が逃げにくいと、少ないパワーで全館の空調をコントロールできるため、ランニングコストも抑えることができます。
エアリアには、先ほど紹介した第一種換気と同じものが採用されています。
そのため、室内を快適な温度にするだけでなく、空気環境をきれいにするという効果も発揮するでしょう。
金額は150万円くらいで、間取りや坪数によって若干の費用追加があります。
100~200万円台の全館空調システムを販売しているハウスメーカーが多いため、価格は標準的です。
アエラホームのデメリット
アエラホームのデメリットを3つお伝えします。
- 間取りや見積もり作成時に仮契約や前金を払うケースがある
- 断熱性能を高めるために開口は小さめになることが多い
- 西日本は展示場が少なくフランチャイズ加盟店が多い
上記について解説します。
あらかじめ知っておくことで事前に対策できるように、デメリットもしっかりチェックしておきましょう。
間取りや見積もり作成時に仮契約や前金を払うケースがある
アエラホームでは、間取りや見積もりを作成する前に仮契約や前金の支払いをお願いされることがあります。
仮契約とは、アエラホームとの契約を前提に打合せを進めるという意思表示のことです。
また、前金とは契約時の手付金支払いの前に5万円ほどのお金を支払うことです。
どちらも不要のハウスメーカーが多いため、デメリットに感じてしまう方もいるでしょう。
ただし、以前は高い確率で仮契約や前金の支払いをお願いしていたアエラホームですが、最近では違うようです。
口コミやブログによっては「無料で間取りを作ってくれた」という方もいます。
一方で「間取りや見積もり作成をお願いしたら、仮契約をお願いされた」という方もいました。
アエラホームで話を進めたいなら、早い段階で仮契約や前金の支払について確認しておきましょう。
断熱性能を高めるために開口は小さめになることが多い
アエラホームでは、小さめの窓を提案されることが多いです。
なぜなら、窓を小さくした方が高い断熱性能を確保できるからです。
実際に提案を受けた方が窓の小ささについて指摘したところ、「断熱性能を上げるために小さくした」と言われたとのブログもありました。
また、アエラホームの評判が記載されているサイトの多くに、開口が小さいことがデメリットとして挙げられています。
たしかに、アエラホームの商品を見ても、窓が多かったり大開口の建物は少ないような気はします。
しかし、アエラホームは自由設計のため、希望すれば大きな窓つけたり、窓の数を増やすことは可能です。施工事例には大きな窓がついた家もありましたからね。
その代わりに「断熱性能は落ちる」という点は理解しておきましょう。
西日本は展示場が少なくフランチャイズ加盟店が多い
アエラホームは関東と北陸地方を除く中部地方には、すべての都県に展示場があります。
また、東北・関東・中部地方の32展示場の中で、フランチャイズ加盟店はわずか3店舗しかありません。
対して、近畿・中国・四国・九州地方では12の展示場しかなく、その内6つの展示場がフランチャイズ加盟店の営業です。
フランチャイズの工務店が劣るという訳ではありませんが、アエラホームがフランチャイズ事業に本格参入したのは2018年11月です。
まだフランチャイズに加盟して間もなく、2021年にオープンしたばかりという展示場もたくさんあります。
そのため、まだアエラホームの家づくりが、しっかりと定着していない可能性もあるでしょう。
西日本で直営店のアエラホームで家づくりができる方は、かなり限られてしまいます。
施工や打合せの体制を重視する方は、自分の行く展示場が直営店とフランチャイズどちらなのか、チェックしてから相談に行くといいでしょう。
アエラホームに関するよくある質問
アエラホームに関するよくある質問を5つまとめて解説しています。
- Q1. アエラホームの坪単価・価格はいくら?
- Q2. アエラホームと比較検討すべきハウスメーカーは?
- Q3. アエラホームの保証とアフターサポートは?
- Q4.アエラホームは値引き交渉できる?
気になった質問からチェックしてみてくださいね。
Q1. アエラホームの坪単価・価格はいくら?
A.アエラホームの坪単価は、45~65万円くらいでしょう。
商品によって大きく差がありますが、メイン商品の「クラージュ」は坪単価60万円前後になることが多いようです。
価格帯の安い大手ハウスメーカーなら、建てられてしまうような坪単価ですね。
アエラホームの「クラージュ」を建てるなら、2,000万円台の予算を確保する必要があります。
Q2. アエラホームと比較検討すべきハウスメーカーは?
A. アエラホームと比較する際のおすすめは、タマホームと桧家住宅です。
タマホームの注文住宅は、アエラホームよりも少し安く建てられるケースが多いです。
どちらも注文住宅で、木造軸組工法の似たような構造をしています。
第一種換気が標準な点も同じです。
断熱・気密性能はアエラホーム、価格はタマホームというような優劣がつくでしょう。
全館空調システムの採用を検討しているなら、桧家住宅を比較してみてください。
桧家住宅は130万円くらいで「Z空調」という全館空調システムを採用できます。
システムの価格帯や仕組みは近いですが、実績はZ空調の方がはるかに上です。自由設計にこだわらないなら桧家住宅を検討してみてもいいでしょう。
Q3. アエラホームの保証とアフターサポートは?
A. アエラホームは主要な構造と防水部分については20年の保証がついています。
その後も必要な有償メンテナンスを行うことで、保証を延長することができます。
特に優れた内容という訳ではないです。
住宅設備に関する保証は10年です。設備の保証は1~2年のハウスメーカーが多いため、こちらは安心の内容ではないでしょうか。
ただし、FC加盟店は上記保証の対象外となりますので注意しましょう。
続いてアフターサポートについてです。
点検は10年目に第三者機関によって行われます。無料で点検してくれて、有償工事をしないと保証が切れてしまうということもありません。
自社のスタッフが点検をするハウスメーカーが多いため、第三者機関が点検するのは珍しいです。
問い合わせは24時間対応してくれます。水回りや窓ガラスに関するトラブルは、30分以内で終わる簡易作業なら無料です。
Q4. アエラホームは値引き交渉できる?
A.基本的には値引きはしないスタンスのようですが、中には値引きやサービスをしてもらったという方もいます。
営業所によって対応が違うこともあるので、ダメもとで値引き交渉してみる価値はあるでしょう。
アエラホームの口コミ・評判まとめ
アエラホームの口コミ・評判や特徴について解説しました。
アエラホームが少しでも気になっている方は、間取りプランの提案や資金計画を無料でできる「タウンライフ」でカタログを請求してみましょう
アエラホームの会社情報
会社名 | アエラホーム 株式会社 |
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本社住所 | 〒102-0074 東京都千代田区九段南2-3-1 青葉第一ビル2階 |
設立年月日 | 1984年12月 |
代表者名 | 代表取締役 中島 鷹秀 |
資本金 | 1億円(2020年5月31日現在) |
従業員数 | 312名(2020年5月31日現在) |
電話番号 | TEL:03-3512-2311 |
事業内容 | ◎建設業許可番号:国土交通大臣許可(般-29)第15997号 ◎建築士事務所登録:東京都知事登録第53354号 他各県 ◎宅地建物取引業:国土交通大臣(1)第9940号 |
拠点 | – |
公式サイト | https://aerahome.com/ |