パナソニックホームズの口コミ・評判｜特徴や注文住宅の種類までまとめて紹介

「パナソニックホームズの評判は悪い？良い？」
「パナホームで家を建てた人の口コミが知りたい」

など実際にパナソニックホームズで家を建てた人がどう感じているのか気になりますよね。

この記事では、

• パナホームの悪い口コミと良い口コミ
• パナホームの特徴やよくある質問

など、パナソニックホームズについて気になる情報を詳しくまとめて解説しています。ハウスメーカーの比較検討をする際に役立つので最後までチェックしてみてください。

パナソニックホームズの基本情報

パナソニックホームズの悪い口コミ・評判

まずは、パナソニックホームズの悪い口コミからご紹介していきます。

悪い口コミには、大きく分けると3つの傾向がありました。

全館空調の導入費用が高い

全館空調が高い。

全館空調の費用が他社より高いので、通常のエアコンを検討中です。

エアロハスは200万円かかる…

エアロハスの性能が良いのはわかりますが、200万円ぐらいかかると担当者に言われれてビックリしました。

パナソニックホームズの全館空調システム「エアロハス」は200万円程度の導入費用がかかります。

他のハウスメーカーの全館空調は100〜150万円が相場のため、他社と比較しても高いといえるようです。

しかし、パナソニックホームズでは全館空調のメンテナンス費用がかからなかったり、電気代が安かったという口コミも多いため他社と比較される際は、メンテナンス費用や電気代に注目して比較をしてみましょう。

他社との性能の違いに関しては、展示場に足を運んで実際に体感してみるのがおすすめです。

パナソニック以外の設備は割高になる

選択肢が狭まる

パナソニックホームズの外壁や性能は良かったのですが、パナソニック製の設備が基本となってしまうので、選択肢が狭まるのが少し悪かった点です。

他のメーカーの設備だと高い？

パナソニックの住宅設備がそこまで気に入ってなかったので、他社さんの設備で見積もりを依頼したら20万円ぐらい金額があがってしまいました。

パナソニックホームズでは、パナソニック製の住宅設備が基本となるため、他のメーカーの設備を採用する場合、割高になってしまうことがあるようです。

パナソニックホームズで家を建てたいけど他のメーカーの設備をメインに採用したい、という方は設備費用が高くなってしまう可能性があることを覚えておきましょう。

直営店と代理店で対応の違いがある

直営店と代理店がある？

私の地域ではパナソニックホームズの代理店の施工エリアだった。直営店と代理店の違いがよくわからないので、話を進めるのに時間がかかった。

フランチャイズ店に注意

ネットで色々調べていたらどうやら直営店とフランチャイズの店舗で対応に違いがあることがわかった。。結局他のメーカーさんに依頼しましたが、代理店だとネガティブなイメージがあるので直営店だけに統一してほしいですね。

パナソニックホームズでは、直営のグループ会社以外に、パナソニックホームズ提携の代理店（FC店）が各地域にあります。

直営店では、品質や対応にバラツキが少ないですが、代理店では、融通が利きやすかったりするため、どちらにもメリットとデメリットがあります。

また、直営店と代理店では契約先が異なるため、保証内容にも違いが出てきます。

パナソニックホームズで家を建てる場合は、家を建てる地域によって施工する店舗が決まるので、施工するのが直営店なのか代理店なのかを確認し、それぞれの違いを把握したうえで検討を進めるようにしましょう。

パナソニックホームズの良い口コミ・評判

パナソニックホームズの良い口コミで多かった3つの声をご紹介します。

パナソニックの製品が標準使用

Panasonicの設備が他社より安い

Panasonic製の住宅設備を安く設置できたのが最高でした。

設備がおしゃれでカッコいい

我が家ではパナソニックの設備であるLクラスキッチンとLクラスバスルームなどを採用！おしゃれでカッコいいし他のハウスメーカーと比較しても割安でした。

パナソニックの住宅設備・建材が標準仕様のため、格安で導入できたという口コミが多くありました。

トイレはアラウーノ、システムキッチンやバスルームにもパナソニック製の設備が格安で採用できるため、Panasonic製の住宅設備が欲しかった方にとってはかなりお得なようです。

パナソニックの住宅設備が気にっている方は、必ずパナソニックホームズをチェックしましょう。

外壁タイルがキレイでかっこいい

外壁に一目惚れ

展示場で外壁に一目惚れしてパナホームで家を建てました！キラテックタイルは他のハウスメーカーさんにはない高級感があるのでとても気に入ってます！

おしゃれでキレイが長持ち

ご近所さんにもキレイな家と言われることが結構あるので、おしゃれでキレイが長持ちするキラテックにして良かったです。

「キラテック」は、タイルならではの重厚感や高級感が人気があるようです。

また、バリエーションも5柄27色と豊富にあるため、似たような家ばかりになりにくくなっています。

汚れにくく長持ちする外壁タイルであるキラテックは、口コミで多かった良い評判のひとつです。

家を建てた後の維持費が安い

家を建てて7年経過

パナホームで家を建ててからそろそろ7年になりますが、外壁は新築の時とほぼ変わりがありません。20年後も新築状態が維持されていると嬉しいです。

メンテナンス費用が低減

外壁をキラテックタイルにて施工してもらい本格的なメンテナンスはまだ一度もしていません。このままノーメンテナンスでいければ足場設置や外壁塗装にかかるメンテナンス費用はかかりそうにありません。

40代女性

外壁タイルのメンテナンス頻度の低さが決め手

モデルルームの見学から、メンテナンスのしやすい会社と契約したいと考えていました。実際外壁がタイル型で外壁塗装の頻度が他社に比べて低い点に魅力を感じたので契約しました。パナソニック製品を電気系統に用いたので多少価格は高く感じましたが、ノーブランドのところに比べ安心感は高いです。

こちらは、外壁にキラテックタイルを採用した方からの口コミです。

キラテックは発売から13年程度しか経っていないため、30年40年もノーメンテナンスで新築当時の状態が維持できるかはまだわかりません。

しかし、10年近く経過してもキレイな状態の家ばかりのため、他社と比較しても汚れにくいというのは事実です。

外壁のメンテナンスにかかる足場設置・外壁塗装の費用がかからないとなると、維持費は安く済みそうです。

担当の人柄が決め手で地震に強い家に安心して暮らしている

20代女性

担当の人柄に加え地震に強い家に安心して暮らしている

いろいろなハウスメーカーを見てきましたが大きな決め手となったのは、担当さんの人柄と住みたいところに土地があったことです。本当に丁寧に対応したくださる方で、もう建ってから1年以上経ちましたが、今でもとても丁寧に接してくださります。パナソニックホームズは地震に強いことが魅力的で安心して暮らせています。もし、もう一度家を建てることがあったとしたら、またパナホームで、同じ担当の方で建てたいと思うほどです。

家づくりのプロによるパナソニックホームズの悪い口コミ・評判

強みである地震保証の内容がイマイチ

utorie編集部（大手ハウスメーカー勤務）

強みである地震保証の内容がイマイチ

2020年4月より始まった業界初の地震保証。大手ハウスメーカーの中ではまだどのメーカーも実施したことのない保証制度のため、業界では激震が走りました。倒壊や半壊した際にはパナソニックホームが保証してくれるという画期的な制度なのですが、蓋を開けてみると、かなり微妙です。この地震保証を使う人が今後いるのだろうか？と思ってしまいます。そう感じる一番の要因が震度7以上の地震は対象外とのこと。そして、倒壊や半壊のみが保証範囲内で、一部損は対象外とのことです。詳しい方はすぐにおわかりになるかもしれませんが、震度7以下の地震は耐震等級2以下です。半壊の定義は建物の主要構造部が20%以上破損していることが前提。つまり震度6以下の地震が起きた際、建物の20%以上破損していない限りは保証対象外です。まずパナソニックホームの耐震技術を持ってすると、まずありえないことだと思います。

家づくりのプロによるパナソニックホームズの良い口コミ・評判

大手鉄骨メーカーの中では価格帯は安い

utorie編集部（大手ハウスメーカー勤務）

大手鉄骨メーカーの中では価格帯は安い

鉄骨をメインに取り扱うハウスメーカーというと、積水ハウスや大和ハウス、ヘーベルハウス、セキスイハイムなどが挙げられます。その中で比較的コストを抑えたメーカーの1つがパナソニックホームズです。耐震性を理由に鉄骨の家をご希望される方の中で、なるべくコストを抑えたいという方は検討すべきメーカーだと思います。積水ハウスや大和ハウスのようなデザイン性が高く、重厚感があるような家とはいかないかもしれません。しかし、独自の外壁材キラテックや、全館空調などパナソニックホームの家らしい快適な住まいを送れると思います。パナソニックホームズも親会社がパナソニックのため、家電関係に力を入れています。セキスイハイム同様、太陽光や全館空調、蓄電池などに興味関心のある方からすると、おススメのハウスメーカーですね。

パナソニックホームズの5つの特徴

パナソニックホームズの主な特徴を５つ解説します。

パナソニックホームズは上記の中でも、特に耐震性、光触媒タイル、全館空調システムに力を入れています。順に詳しく見ていきます。

独自の構造技術「パワテック」による耐震性

パナソニックホームズでは、鉄骨を用いた独自の構造技術「パワテック」により優れた耐震性を発揮しています。

住宅商品に応じて、制震鉄骨軸組構造(HS構法)、重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)、大型パネル構造(F構法)の３つのタイプが用意されており、いずれも耐震等級３を取得しています。

引用元：パナソニックホームズ　公式HP

制震鉄骨軸組構造では超高層ビルと同じ制振技術（座屈拘束技術）を工業化住宅で初めて採用するなど、耐震性に関して先進的な取り組みを行なっています。

耐震性に強い自信を持っており、万一の地震による建て替えを保証する「地震あんしん保証」という独自のサポートに加入することができます。

実大住宅振動実験の動画はこちらからご覧いただけます。

15cm単位で設計できるマルチモジュールシステム

パナソニックホームズはマルチモジュールシステムによる高い設計対応力を誇っています。

15cmピッチで間取りの調整が可能であり、間口・奥行き・高さをタテにもヨコにも15cm単位で調整が可能となっています。

引用元：パナソニックホームズ　公式HP

このマルチモジュールシステムにより敷地を最大限に活用でき、間取りの自由度も格段に広がります。

最小ピッチが小さいほど間取りの微調整が効きやすいので、他社のメーカーでは希望の間取りにするために家を大きくしなければならない場合でも、パナソニックホームズでは家の大きさはそのままで希望の間取りを実現させるが可能な場合もあります。

光触媒タイル「キラテック」

パナソニックホームズでは「キラテック」というセルフクリーニング効果のある光触媒タイル外壁を採用することができます。

引用元：パナソニックホームズ　公式HP

キラテックの表面に太陽光が当たると、光触媒作用によって油汚れが浮き、雨が降ると雨水が汚れの下に入り込み、汚れが落ちやすくなるという仕組みです。

引用元：パナソニックホームズ　公式HP

セルフクリーニング効果によりメンテナンスの手間と費用が軽減され、新築時の美観を維持することができます。

高温で焼き上げたタイルは色褪せやひび割れにも強く、耐久性にも優れており、耐用年数は60年となっています。

一条工務店にも「ハイドロテクトタイル」というセルフクリーニング機能がある同様のタイルがあります。

全館空調システム「エアロハス」

パナソニックホームズの全館空調システム「エアロハス」は大きく分けて３つの特徴があります。

一つ目は、安心の空気環境を提供する点です。外気の取り入れを床下で行うことで、花粉やホコリの侵入を抑え、超高性能HEPAフィルターで空気中の花粉やホコリ、PM２.５を効果的に浄化します。

二つ目は365日家じゅうを快適な温度に保ってくれる点です。家じゅうに空気の吹出口が設置されており、部屋間の温度差がなく、ヒートショックや熱中症になるリスクを軽減することができます。

三つ目は高い省エネ性を実現している点です。基礎の内側まで断熱処理を施し、地熱を活用することで、冷暖房負荷を軽減し快適性を保ちながらも高い省エネ性も両立させています。

多層階住宅（3～9階建） に対応

パナソニックホームズにはVieuno（ビューノ）という多層階住宅に対応しているモデルがあります。

「上へ、上へ、ビューノ」というキャッチコピーが用いられ、３〜９階建が可能なモデルです。

主に都会の狭い土地を有効活用し、賃貸や店舗併用住宅にすることで収益を得ながら広く暮らすことができます。

住宅メーカーで９階建までに対応しているのはパナソニックホームズだけであり、敷地の条件によってはビューノが選択肢に入ってきます。

パナソニックホームズの注文住宅の商品ラインナップ6選

パナソニックホームズの商品ラインナップを見ていきます。

主要なモデルはCASART（カサート）です。カサートをより高級にしたカサートプレミアム、都市向けにしたカサートアーバンなどがあります。

CASART（カサート）

パナソニックホームズの主力商品であるCASART（カサート）。

暮らし心地を自由にデザインするというコンセプトを元に、パナソニックホームズのテクノロジーが詰め込まれたモデルとなっています。

HPには詳細が掲載されていませんが、カサートには「カサートS」と「カサートC」の２つのモデルがあります。

カサートSの方がグレードが高く、耐震性の高い制震鉄骨軸組構造（HS構法）を採用している点や、全館空調システム「エアロハス」に対応している点など、その他にもカサートCとの相違点があるため、注意が必要です。

CASART PREMIUM（カサート プレミアム）

カサート プレミアムはカサートの上級ラインのモデル。

全館空調システム「エアロハス」を標準採用しており、空気の質にこだわった商品となっています。

オプション単価が高いエアロハスを搭載していることもあり、坪単価は約100万円〜と坪単価は高くなっています。

主なターゲット層は上質で豊かなくらしを求める40歳代～50歳代半ばとされています。

外観は水平ラインを強調したフォルムで上質感を醸し出し、約2mもの軒の出が陰影を深くして趣ある外観を作り上げています。

CASART URBAN（カサート アーバン）

カサートアーバンはパナソニックホームズの都市型IoT住宅。

「くらしの統合プラットフォームHomeX」を搭載し、照明やシャッターの遠隔操作ができたり、天気予報等の多彩な情報を得ることができたり、毎日のくらしをアップデートしていくことができます。

都市部では狭くなりがちな室内の広さに対し、15 cmのマルチモジュールシステムで敷地を最大限に活用でき、２階リビングでも2.7mのハイ天井に対応が可能となっています。

エアロハスを採用しており、窓を開放して換気するのが難しい都市の家でも健やかで爽やかな空気環境を実現することができます。

平屋の住まい

平家の住まいはその名の通り、平家のモデルで「ウチとソトをつなぐ家」がコンセプトです。

最長約３mの深い軒と大開口が作る自然との一体感が大きな特徴となっています。

リビング・ダイニングは、最長約 6m の柱スパンや約 2.7m の天井高、勾配天井を組み合わせることができます。

平家の住まいでも耐震等級３に対応しており、パナソニックホームズの強みである耐震性の高さも備えています。

artim（アーティム）

アーティムはプレミアムオーダーハウスという位置づけの商品です。

こだわりや嗜好に柔軟に応えるため、設計自由度の高い木造住宅に鉄骨住宅で培われた技術が用いられています。

販売地域は東京のみで、ターゲット層は50〜60代とされており、一般の方にはあまり関係のないモデルとなっています。

Vieuno（ビューノ）

先述の通り、ビューノは多層階住宅（3～9階建） に対応したモデルです。

地価の高い都市の土地において、空いている上のスペースを有効活用しようという考えのもと生まれたモデル。

狭い土地でも二世帯で３〜４階建に住むことも可能です。

パナソニックホームズに関するよくある質問

パナソニックホームズに関するよくある質問を5つまとめて解説しています。

気になった質問からチェックしてみてくださいね。

Q1. パナソニックホームズの坪単価はいくら？

Q2. パナソニックホームズと比較検討すべきハウスメーカーは？

Q3. パナソニックホームズの営業マンはどう？

Q4. パナソニックホームズの保証とアフターサポートは？

Q5.パナソニックホームズは値引き交渉できる？

パナソニックホームズの口コミ・評判まとめ

この記事では、パナソニックホームズの口コミや評判、特徴などにについてご紹介しました。

パナソニックホームズが少しでも気になった方は、カタログで詳細をチェックして他のハウスメーカーと比較してみてくださいね。

パナソニックホームズの会社情報