アイフルホームが気になっているけど、
「アイフルホームの悪い口コミは?」
「アフターサービスは良いの?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
- アイフルホームの悪い口コミと良い口コミ
- アイフルホームのメリットとデメリット
などを徹底調査し、わかりやすく解説しています。
重要なハウスメーカー選びで失敗しないためにも、ぜひ最後までチェックしてみてください。
注文住宅を建てる際は、必ず複数のハウスメーカーを比較しましょう。
あなたが建てたい条件の家の相場を把握して、予算を抑えるためにはハウスメーカーの比較が必須です。
大手のハウスメーカー27社の注文住宅会社と提携している「タウンライフ家づくり」では、カタログや間取りプラン、資金計画、土地提案などを複数のハウスメーカーに一括で依頼できます。
目次
アイフルホームの基本情報
- 木造のローコースト住宅
- FC展開により低価格を実現
- 700万円台の家「i-Prime7」
創業年数 | 37年 |
---|---|
坪単価 | 30〜70万円 |
工法 | 木造 |
販売戸数 | – |
アフターサポート | 初期保証:10年間 延長保証:30年間 |
対応地域 | 【北海道】【東北】青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島【関東】東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬【中部】山梨、長野、新潟、石川【東海】静岡、愛知、岐阜、三重県【近畿】大阪、奈良、滋賀、兵庫【中国】鳥取、島根、岡山、山口、広島【四国】徳島、香川、愛媛、高知【九州】福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 |
公式サイト | https://www.eyefulhome.jp/ |
アイフルホームの概要
アイフルホームは、全国に加盟店を持つフランチャイズのハウスメーカーです。
住宅業界においていち早くフランチャイズ展開をしたパイオニアであり、2021年9月現在、累計契約棟数は17万棟突破、加盟店は250を超えます。
地元密着型の工務店の技術力と大企業の営業力やノウハウを合わせ、ビジネスモデルとして成功したハウスメーカーと言えます。
現在は、住宅設備最大手「LIXLE」のグループ企業となり、住宅設備や建材を統一することによりコストダウンを実現。
創業当時とはだいぶイメージが変わり、デザイン力も上がってきました。
また子どものいる若い家族をターゲットにしており、2008年から連続で「キッズデザイン賞」を受賞しています。
価格については、加盟店と施主が直接契約して中間マージンをなくし、資材を一括購入して支給することでローコストを実現しています。
間取りは完全自由設計。施主のライフスタイルでテーマを決める「FAVO」という参考プランを提案しています。
アイフルホームの悪い口コミ・評判
LIXIL以外の設備や内外装材を使うと高額になる
ローコストを実現する仕組みとしてLIXIL製品に統一していますので、他のメーカーの製品を使うことが基本的にはできません。
どのハウスメーカーや工務店で建築しても、標準仕様はある程度決まっているものですが、アイフルホームの場合は、LIXIL一択なのです。
もちろん変更は可能ですが、追加料金がかかってしまいます。
「キッチンは憧れのイタリア製にしたい」「玄関ドアはこの雑誌のようなデザインがいい」「外壁の選択肢の中には好みのタイプがない」といったように、こだわりが強い方には、不向きなハウスメーカーかもしれません。
あくまでもローコスト住宅であるということを念頭に置いて妥協するか、どうしても譲れない場合は、追加料金を支払ってでも変更するしかないと思います。
アイフルホームの良い口コミ・評判
アイフルホームの良い口コミで多かった声をご紹介します。
品質を下げずにローコストを実現したハウスメーカー
アイフルホームの最大の特長は、高い品質とローコストにこだわっている点です。
ただ単に質を下げてコストカットしているわけではなく、フランチャイズ展開や、設備をLIXILに統一するなど、ローコストを実現するための工夫をしています。
また、建物の安全性・耐久性・快適性にもこだわっている点も見逃せません。
特許を取得した「高耐力コア」壁や、高い接合強度を誇る「テクノスター金物」などを独自に開発し、「耐震等級3」を満たしていることは、高く評価されます。
創業当時の商品は、シンプルでいかにもローコストという感が否めませんでしたが、現在は外観もインテリアもブラッシュアップ。トレンドを取り入れたデザインとなりました。
アイフルホームは、ローコスト住宅にも関わらず、構造的にも安心でデザインも良いため、安心して注文できるハウスメーカーです。
アイフルホームの6つの特徴
アイフルホームの6つの特徴をご紹介します。
- フランチャイズシステムとLIXILグループによるローコスト実現
- 安全性・耐久性・快適性へのこだわり
- web設計の「i-Prime7」など独自の商品展開
- キッズデザイン賞を受賞したすべての世代にやさしい家
- インスタグラム発信で若いファミリー層に人気
- 手書きの立面図でおしゃれな雰囲気を演出
フランチャイズシステムとLIXILグループによるローコスト実現
全国のアイフルホーム加盟店と施主が直接契約するため、中間マージンが発生しません。
また、LIXILの建材を一括で採用することも、コストカットに役立っています。
LIXILは日本で最大手の住宅設備機器メーカーであり、キッチン、洗面化粧台、浴室、便器などの設備はもちろん、サッシ、ドア、エクステリアまで、豊富な商品から選ぶことができます。
ただし、他のメーカーから選ぶ場合は、追加料金が発生するというデメリットにも注意が必要です。
安全性・耐久性・快適性へのこだわり
アイフルホームは、住宅性能表示制度における最高等級の評価基準「耐震等級3」を実現しました。
詳細な地盤調査に基づく基礎設計・独自開発の強い構造体・バランスに優れた耐震計算と、3つの条件を満たしています。
「高耐力コア壁」の壁倍率は、従来の筋かい壁の8倍。柱と土台、柱と梁の接合部分に使用する「テクノスター金物」は、木材を大きく欠損することなく接合強度を高めます。
床は、28mmの構造用合板で面構造にする剛床工法を採用。このような工法を用いて構造体を安定させ、耐震計算でバランスや強度のチェック重ねることで、地震による倒壊を防ぐ強い建物が実現します。
また、高性能の外壁材や屋根材を採用し、通気工法で施工することによって、建物の耐久性能も向上。
高気密・高断熱はもちろん、室内換気や自然の恵みを生かしたパッシブエコで、快適性にもこだわりました。
web設計の「i-Prime7」など独自の商品展開
通常の商品は、ライフスタイルから希望のプランを形にしていくという完全自由設計のシステムをとっていますが、独自の商品としては、インターネット上で家づくりをする「web housing」があります。
完全規格化住宅となっており、施主自身がプランや外観、仕様を選び家を建てていきます。展示場や店頭での扱いがなく、営業マンも訪問しません。そのため坪単価25万円と驚異の低価格になっています。
コンパクトな「i-Prime7」と、人生100年の時代に合わせた「五世代」の2商品があります。
建てられない地域もあり、狭小宅地ではかなり無理がありますが、究極のローコストハウスとして、検討してみるのもよいかもしれません。
キッズデザイン賞を受賞したすべての世代にやさしい家
バリアフリー設計と言えば、高齢者や障害をお持ちの方のための設計と思われますが、子どもにやさしいということも大切になります。
軽い力で開閉できる引き戸を多用しているほか、引き戸・開き戸に共通してソフトモーション機能を完備。指はさみや閉め忘れを防止します。
角に丸みをつけたR出隅や階段の滑り止めで子どもの事故を防止し、手の届かないところにチャイルドロックを設置。
反対に、手の届くところに照明のスイッチを設置したり、洗面台には踏み台をつけたりして、子どもにも暮らしやすい設計を取り入れています。
インスタグラム発信で若いファミリー層に人気
ハウスメーカーはインスタグラムを活用し、積極的に発信しています。
ローコスト住宅を検討する若いファミリー層にとっては、サイトを見るよりも気軽に閲覧できるためです。
アイフルホームは、2021年9月現在、ローコスト住宅のなかではタマホームに次ぐフォロワー数で人気になっています。
インテリアを巡る動画「ROOM TOUR」や、家事室や玄関まわりなどを集めたテーマ別特集、フォロワー対象のプレゼント企画もあり、充実した内容は見ているだけでも楽しく、インテリアの参考にもなります。
手書きの立面図でおしゃれな雰囲気を演出
サイト上の「FAVO」シリーズでは、家の外観が写真ではなく、手描きの立面図になっていて、なんとも味わいのある雰囲気を楽しむことができます。
解像度の高い立派な写真がたくさん掲載されているそのほかのハウスメーカーのサイトと比べて、ずいぶんと違う雰囲気です。
パースと言えるほどの角度はついていませんが、若干の奥行きと影を加えた手描き立面図はとてもおしゃれです。
これだけでも、マイホームの夢が広がると言っても過言ではないほど、素敵な絵になっています。
ただし、ホームページ上に外観の写真がほとんどないため、実際の質感が分からないというデメリットもあります。
アイフルホームの3つのデメリット
- ローコストならではのシンプル設計
- 加盟店によってクオリティや対応が違う
- ウッドショックによる値上げと工期延長
ローコストならではのシンプル設計
一般的にローコスト住宅は、凸凹の少ない間取りと、片流れの屋根ですっきりとスクエアな外観を持つ場合が多いものです。
現在はローコスト住宅に限らず、そのようなシンプルでスタイリッシュな外観がトレンドでもあり、アイフルホームの住宅が特にデザインが悪いというわけではありません。
ただ、大手のハウスメーカーでは、商品によって外観に特徴を持たせており、バラエティに富んだ商品ラインアップになっていますが、アイフルホームでは、すべて同じテイストの外観になっているのです。
たとえば「大きな軒の出の寄棟屋根」や、「タイル調の外壁」「プロヴァンス風の外観」といった商品はありません。
ローコストという点では理にかなっている設計ですが、上記のようなこだわりの外観を望む人には、不向きなハウスメーカーと言えます。
加盟店によってクオリティや対応が違う
アイフルホームはフランチャイズシステムのため、支店(加盟している工務店)によって、経営者や職人の質、技術力、スタッフの対応などに差があると言われています。
厳しい審査を経て加盟店として認定されるわけですが、やはりそれまでの会社の体質というものは変わらないものなので、差はみられるでしょう。
また、顧客対応も加盟店に任されている部分が多いようです。ホームページ上の「よくある質問」欄に具体的な記はなく、「加盟店へご確認ください。」という回答になっています。
加盟店それぞれに特徴があり、地域による違いなどもあるので、直接地元の加盟店に質問する方が、有益な情報を得られるということでしょう。
もちろん、本部に問い合わせをすることは可能ですので、内容によっては直接本部に問い合わせてください。
ウッドショックによる値上げと工期延長
近年、テレワークの普及などによるステイホームが長くなり、マイホームを建てようという需要が増加しています。
大変喜ばしいことですが、その一方で、木材の供給不足と価格高騰が深刻になっています。
これからは、坪単価の値上げや工期の延長が避けられない状況になります。アイフルホームでは、契約の際に坪単価上昇について了承することが、すでに決まっています。
鉄骨系のハウスメーカーはウッドショックの影響はなく、木造でも坪単価が高い高級ハウスメーカーでは、いまのところ値上げの発表は、ほぼみられません。
やはり、普段から利益の少ないローコストハウスメーカーに影響が多いようです。アイフルホームは、加盟店により値上げ価格に差があるので、よく確認する必要があります。
アイフルホームに関するよくある質問
アイフルホームに関するよくある質問を5つまとめて解説しています。
- Q1. アイフルホームの坪単価はいくら?
- Q2. アイフルホームと比較検討すべきハウスメーカーは?
- Q3. アイフルホームの営業マンはどう?
- Q4. アイフルホームの保証とアフターサポートは?
- Q5.アイフルホームは値引き交渉できる?
気になった質問からチェックしてみてくださいね。
Q1. アイフルホームの坪単価はいくら?
A. アイフルホームの坪単価には幅があり、「i-Prime7」は、25万円程度、その他の商品は、30~70万円程度です。
一般的なローコスト住宅は、坪単価40~50万円が多く、アイフルホームもオプションを除けば同様の価格帯ではないでしょうか。大手のハウスメーカーに比べたら坪単価は安い部類に入ります。
Q2. アイフルホームと比較検討すべきハウスメーカーは?
A.「アキュラホーム」が比較対象の候補として挙げられます。
ローコスト住宅のなかでも、「木造軸組み工法で大開口を実現」したという点が、アイフルホームとアキュラホームの共通点です。
両社ともに、従来の筋かい壁の壁倍率をはるかに超える独自の耐力壁を開発しています。
アイフルホームは「高耐力コア」壁により8倍、アキュラホームは「8トン壁」で15倍の壁倍率を実現。木造住宅では考えられなかった大開口部を持つ商品を発売しています。
また、構造用合板で床の剛性を強化する「剛床工法」や、独自金物で木材の欠損を抑える工法を採用している点も同じです。
さらに、一括仕入れで合理的なコストカットをしているという点でも共通していて、「安い=品質に不安」という心配はいりません。「大開口」と「ローコスト」を望む人には、「アキュラホーム」が比較検討するべきハウスメーカーと言えます。
Q4. アイフルホームの保証とアフターサポートは?
A.アイフルホームでは、建築前から引き渡し後のメンテナンスまで、充実した保証を行っています。
建築前には地盤調査を行い、地耐力に応じた最適な基礎を施工します。
建築中にも現場検査を実施して品質を管理。不測の事態が起こっても、必ず建物を完成させて引き渡す、完成引き渡し保証もついており、安心です。
構造躯体と防水については、引き渡し後、最大で30年まで保証。震度6.6までの地震で倒壊した場合には、2000万円までの建て替え費用を10年間補償する、耐震補償がついています。
設備機器については、メーカーの保証期間終了後も、10年間は無償修理を行います。
メンテナンスについては、20年目までは定期的な無料点検(全8回)を実施、それ以降は10年ごとの有料点検となり、最長で60年までの継続が可能です。
無料点検の20年間は忘れずにメンテナンスを受けるようにしましょう。保証については、条件や免責事項、別途費用の発生などがあるので、保証約款を確認してください。
Q5. アイフルホームは値引き交渉できる?
A.値引きについては、アイフルホームはローコストをウリにしているため、大幅な値引きは厳しいです。しかし、まったく値引きに対応していないわけではなく、交渉は可能です。だいたい契約金額の3~5%程度が目安となります。
また、フランチャイズの加盟店によって値引きの対応に差があるようなので、交渉してみる価値はあります。
ネット上の口コミには、
・他社の見積りを提示したところ、40坪で100万円の値引きをしてもらえた。
・値引きという形ではないが、外壁をグレードアップしてもらった。
・値引きには対応しないと断言された。
このようにバラつきのある口コミが見られました。アイフルホームはもともと利益が少ないローコスト住宅なので、強引な値引き交渉は信頼関係を壊すことにもつながります。
値引きが難しい場合は、間取りをシンプルにしたり、窓の数を減らしたり、設備のグレードを下げたり、ほかの方法でのコストカットも視野に入れるとよいでしょう。
アイフルホームの口コミ・評判まとめ
アイフルホームの良い口コミと悪い口コミ、特徴などについてご紹介しました。
アイフルホームはLIXILグループのローコストハウスメーカーで品質の高い家を提供しているハウスメーカーと言えます。
一方で、フランチャイズのため、加盟店によって対応などが異なる可能性がある点には注意が必要です。
アイフルホーム以外にも、ローコストハウスメーカーはたくさんあるので、まずはアイフルホームを含めた複数社のカタログを手に入れてから検討を進めるようにしましょう。
アイフルホームの会社情報
会社名 | 株式会社LIXIL住宅研究所 |
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本社住所 | 〒136-8535 東京都江東区大島2-1-1 |
設立年月日 | 2002年 3月 12日 (アイフルホーム1984年) |
代表者名 | 株式会社LIXIL住宅研究所 代表取締役社長 兼 アイフルホームカンパニー プレジデント 加嶋 伸彦 |
資本金 | 12億5000万円 |
従業員数 | 202名(2018年4月現在) |
電話番号 | – |
事業内容 | 建設業に対する技術援助、コンサルタント事業。建築に関する研究・研修、広告宣伝の受託。住宅建築材料及び住宅施設機器の販売。建築物の設計、その他 |
拠点 | – |
公式サイト | https://www.eyefulhome.jp/ |