注文住宅の家を建てると決めたけど、
「何から手を付けたらいいか分からない…」
「注文住宅を建てる流れや手順を知りたい」
など、家づくりを始めるにあたって分からないことも多いですよね。
この記事では、家づくりの全体の流れを詳しくご紹介。
家づくりは、「検討から契約まで」と「着工から完成まで」の大きく2つに分けられます。
全体像を把握して、家づくりをスムーズに進めるためにも、ぜひチェックしてみてください!
注文住宅の検討から契約までの流れ
- 資料請求・情報収集
- 住宅展示場・モデルハウスの見学
- 注文住宅のイメージづくり
- 資金計画
- 建築会社・ハウスメーカー選び
- 土地探し
- ローン事前審査
- 土地の売買契約
- 間取りプラン設計・見積り依頼
- 詳細打ち合わせ・プラン決定
- 工事請負契約
- 住宅ローン契約(本申し込み)
資料請求・情報収集
まずは、各ハウスメーカーの情報収集をおこないます。
具体的には、インターネットと紙媒体を利用した以下の方法があります。
【インターネット】
- 公式サイト
- ポータルサイト(口コミ・評判サイト)
- 個人ブログ
- SNS(Instagram・Twitter・Facebook・Pinterest)
- YouTube
- メールマガジン登録
- カタログ / 資料請求
【紙媒体】
- 住宅情報誌
- 新聞広告
- 折込チラシ
住宅展示場・モデルハウスの見学
次に、情報収集をして気になったハウスメーカーの住宅展示場へ足を運びましょう。
現在では、オンライン・バーチャルの展示場見学が開催されているハウスメーカーが多くあります。
まずはオンラインで見学をして、そこでも気になったハウスメーカーの展示場へ行く、という流れであれば手間も少なく済みます。
注文住宅のイメージづくり
いくつかの住宅展示場へ行った後は、「どんな家を建てたいか」をある程度イメージしておきます。
- 構造(木造・鉄骨)
- タイプ(平屋・複数階)
- 家を建てる場所
- 外観デザイン
- 間取りのイメージ
- 採用したい住宅設備
上記のような内容をある程度イメージできるようにし、「こだわりたいポイント」を明確にしておくと良いでしょう。
資金計画
資金計画については、事前に以下の内容を整理しておくようにしましょう。
- 家を建てるのにいくら出せるか
- 自己資金として用意できる金額
- ローンで毎月返済できる金額
それぞれの金額を整理できれば、あなたの予算に合ったハウスメーカーを見つけるのが楽になります。
建築会社・ハウスメーカー選び
家を建てる際は、以下の建築会社に依頼することになります。
- ハウスメーカー
- 工務店
- 設計事務所
様々なタイプの会社がありますが、明確な定義はありません。
地域密着型の小さな工務店は、費用が抑えられたり、柔軟な対応をしてくれたりする場合もあるため、気になる工務店が近くにある方は一度相談してみましょう。
この段階で、候補の会社を2〜3社ぐらいに絞り込んでおきます。
土地探し
土地の購入をする必要がある方は、土地探しを進めていきます。
不動産会社に土地探しを依頼するのもありですが、土地探しを手伝ってくれるハウスメーカーがほとんどなので、まずはハウスメーカーに相談をするのがおすすめです。
ローン事前審査
住宅ローンの審査には、事前審査と本審査があります。
事前審査は、簡易的な書類のみで、あなたが希望する金額の借入れができるかどうかの審査です。
金融機関にもよりますが2日〜10日程度で結果がわかります。
土地の売買契約
土地の売買契約を進めます。
支払いは、土地の売買契約時の「手付金」と、引き渡しの前の「残金」の2回です。
自己資金で土地を購入しない場合は、土地購入にもローンを組む必要があります。
間取りプラン設計・見積り依頼
選定した建築会社2~3社に間取りプラン設計・概算見積りを依頼します。
金額はもちろん、あなたが希望する条件を叶えてくれるか、営業マンとの相性は良いかなども比較しましょう。
そして、家づくりを依頼するハウスメーカーを1社に確定させます。
詳細打ち合わせ・プラン決定
その後は、設備、グレード、オプション、クロスや床の材質などの詳細事項を決めていきます。
最終的なプランと見積り金額を見て、あなたが納得できる内容であることを確認しましょう。
また、契約後の変更箇所がないように、入念に打ち合わせをおこないましょう。
工事請負契約
間取りやプラン、本見積もりなどが確定した段階で、ハウスメーカーと「工事請負契約」という本契約を交わします。
追加費用が発生して予算オーバーを防ぐために、必ず詳細事項が確定してから契約を結ぶようにしましょう。
また、この契約時に「契約金」を支払います。金額は、100〜200万円程度が一般的です。
住宅ローン契約(本申し込み)
住宅ローンの本申込みをおこないます。
注文住宅を建てる場合は、「住宅ローン」「つなぎ融資」など、複数のローンを利用することが多いため、ハウスメーカーの担当者に事前に相談しておきましょう。
注文住宅の着工から完成までの流れ
- 地鎮祭
- 着工
- 上棟式
- 竣工検査
- 完成・引き渡し・入居
- 定期点検・アフターサポート
地鎮祭
地鎮祭とは、建築工事を始める前に、土地の神を祭り工事の無事を祈る儀式のことです。
近年では、地鎮祭をおこなわない人も増えているため、必要がないと感じた方は実施する必要がありません。
地鎮祭をおこなわない場合は、工事が始まる前に、関係者や近隣住民へのあいさつをしっかり済ませておくようにしましょう。
着工
地鎮祭が済んだ後は、実際に家が建てられていく段階です。
まずは、必要に応じて地盤改良工事がおこなわれます。
そして基礎工事と配管工事が終わった後に、棟上工事(柱・床・梁など)がおこなわれます。
上棟式
上棟式とは、家の骨組み(柱・梁・棟)が完成したタイミングでおこなう儀式のことです。
上棟式も地鎮祭と同じく、必ずおこなう必要はありません。事前にハウスメーカーの担当者に伝えておくようにしましょう。
このタイミングで、コンセントやスイッチの場所など、図面の再確認もおこないます。
その後、内装や外装の工事が進められます。
竣工検査
引き渡しの前に、竣工検査がおこなわれます。
具体的な内容は、スイッチの場所、設備の不具合、ドアの開く向き、内装のキズやへこみの確認など、細かい部分をチェックします。
第三者の方に立ち会ってもらうケースもありますが、基本的には発注者であるあなたとハウスメーカーの担当者が実施する形になります。
完成・引き渡し・入居
検査後は、いよいよ家の引き渡しとなります。
引き渡しのタイミングで、名義変更や支払いの手続きをおこない「あなたの家」になります。
その後、保証書類や鍵を受けとって完了です。
定期点検・アフターサポート
入居後は、各ハウスメーカーの定期点検・アフターサポートを受けます。
ほとんどのハウスメーカーが、入居の半年後、1年後、2年後に定期点検をおこなっています。
また、困ったことがあれば、24時間365日いつでも電話やメールで対応してくれるサポート体制が整っているハウスメーカーも多くあります。
まとめ|理想の注文住宅を完成させよう
注文住宅の家づくりの流れについて解説しました。
全体の流れが把握できたら、理想の注文住宅を完成させるために、ひとつずつステップを進めましょう!
まだハウスメーカーが決まっていない、という方は「タウンライフ家づくり」のサービスを使えば、あなたが希望する条件に合ったハウスメーカーが必ず見つかりますよ!
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